まっ、そんな感じ

見聞きしたことを徒然と書いてます。

キュビズム展&永遠のローマ展に行ってきた 11/01

国立西洋美術館で開催されている「キュビズム展」ついでに常設展示、その後、東京都美術館で開催されている「永遠のローマ展」に行ってきた。

『「キュビスム展」/「永遠のローマ展」の各チケットを、東京都美術館券売所/国立西洋美術館券売所でご提示いただくとそれぞれ当日券を100円引きでご購入いただけます。』って前売券を買っちゃった身としては(なんだかなぁ〜)とも思うンです。

パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展 美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガール

キュビズム」……どう観たらいいのか、よく分からないんですよねぇ〜
ただ、Youtubeの『山田五郎の大人の教養講座』をお気に入りしている私としては「まずは一度観てみるか」というつもりで出かけた訳です。

展示はキュビズムに影響を与えたセザンヌやゴーガン・ルソー、アフリカの彫像から始まり、キュビズムを始めたピカソやブラック、その後のレジェ・グリス・グレーズ・ドローネー・デュシャン・クプカ・ブランクーシシャガールなどなど、とにかく色々な画家が登場して、その解釈もさまざま。
一部の作品こそ撮影不可だがほとんどが撮影OK

章立ては次の通り

第1章 キュビズム以前ーその源泉
     セザンヌ・ゴーガン・ルソー、製作者不詳(アフリカの木像)

第2章 プリミティヴィスム
     ピカソ・ドラン・ブラック
第3章 キュビズムの誕生ーセザンヌに導かれて
     ブラック・ピカソ
第4章 ブラックとピカソーザイルで結ばれた二人
第5章 フェルナン・レジェとフアン・グリス
第6章 サロンにおけるキュビズム
第7章 同時主義とオルフィスムーロベール・ドローネーとソニア・ドローネー
第8章 デュシャン兄弟とピュトー・グループ
第9章 メゾン・キュビスト
第10章 芸術家アトリエ「ラ・リュッシュ」
第11章 東欧からひたパリの芸術家たち
第12章 立体未来主義
第13章 キュビズム第一次世界大戦
第14章 キュビズム以後

気に入った作品

これは今回の展示で一番推していると思われるロベール・ドローネーの「パリ市」
真ん中の三人の女性はボッティチェッリの「プリマヴェーラ」なことは分かる。
そして周囲に書かれているのは近代的なパリの名所たち。

意外にもずっと観ていくと「プリズムとか万華鏡を経由して観ている」と思うとなんとなく分かるような気がしてくるから不思議だ。

これはクプカの「色面の構成」。分かりやすくまた色の移り変わりがとてもきれいで、絵はがきも買ってしまった。

これはジャック・ヴィヨンの「行進する戦士たち」。これも分かりやすくて色がきれいで、絵はがき購入(笑)

これはエレーヌ・エッティンゲン「無題」
どう見ても(手塚治虫が書きそうなぁ……)と思った(笑)

そしてシャガールの「ロシアとロバとその他のものに」
シャガールも私にとってはよく分からない画家。
オーディオガイドの解説のなかで「シャガールはロシア出身のユダヤ人で、イディッシュ語とロシア語で『夢想していること』を『頭が飛んでいる』という」と説明があった。
おそらくこの女性はロバ(でも、ヤギってぽいと思うのだが)の乳搾りをしている間、何かを考えていて頭が飛んじゃったんだと合点がいった次第。
また、シャガール自身は「キュビズムを始めとしたどのグループ/派にも属したことはない」と言っていたのが(へぇ〜)だった。

常設展

キュビズム展のチケットを持っていたら常設展にも入れます。

が、ここで一つ注意点。
e-tixで購入したチケットですでにキュビズム展に入場していると、もう一度メールから入場用のQRコードを出そうとしても『SYS-TP-002 チケットはすでに使用済みのため表示いただけません。』として表示できません。
でも、常設展示の受付で係員さんにメール画面から上記表示になるのを観てもらって入場OKでした。

常設展は松方コレクションを中心に多数の宗教画とロダンの彫像、「もうひとつの19世紀―ブーグロー、ミレイとアカデミーの画家たち(〜2024/2/12)」が観られます。
宗教画以外のものは(あれっ?これはどこかで観たような……)な作品が多かった気がする。

永遠のローマ展

数年前、ローマに5日ほど滞在したが、遺跡とバチカンボルゲーゼ美術館を回るのが精一杯でカピトリーノ美術館まで行けなかったからとても期待していたのだが……うーん、なんかなぁ〜という感じ。

章立ては次の通り

第1章 ローマ建国神話の創造
第2章 古代ローマ帝国の栄光
第3章 美術館の誕生からミケランジェロによる広場構想
第4章 美術館コレクション
第5章 芸術の都ローマへの憧れ〜空想と現実のあわい
特集展示 カピトリーノ美術館と日本

基本撮影不可

写真OKなのは「トラヤヌス帝記念柱」から『モエシアの艦隊(左)』『デケバルスの自殺(右)』の石膏複製のみ。

展示物で面白かったのは

実は数点しか展示されていなかった『特集展示』が一番面白かった。
特に松岡壽の「工部美術学校図学教場』はスケッチなのにイラストとして充分に通用するくらい、特に着物が必要最低限の線で描かれていて(この人、うまいわぁ!!)と感じた。
後から調べてみたらこの人、すごい経歴と実力の持ち主でした(苦笑)

おまけ

上野公園の噴水広場はいつもいろんなイベントが開催されていて、今日は「創エネ・あかりパーク」だった。

国立科学博物館東京国立博物館にプロジェクトマッピングされてたり、噴水がライトアップされていたり。
11月とはいえ暖かかった今日はイベントをプラプラ見て回るにはちょうどよい夜だった。

さて、モネ展(えっ、平日券2,800円?!)とやまと絵展はどうしようかな。