立川談春師匠の『芸歴40周年記念興行』の7月の演目は「天災」「小猿七之助」「品川心中」
「今日は違うけど、夜の部は頭の白い男性が多くて……」から始まって、東京都知事選に出馬した石丸氏をネタに「あの人が主治医だったらイヤだなぁ」と続き、「世代間の認識の違い・ズレ?が大きくなってきてるように思う。
公式サイトの問い合せフォームで『弟子にしてください』ってのがきたんですよ。
真打ちになるには15年くらいかかる。そしたら俺は70過ぎになるから『イヤです』って返した。
もし小春志のところに若い男の弟子がきたら数年は俺に任せろって云ったら、小春志がものすごい顔をして『まだ呪われるんですか?』って。俺ってそんなに酷い?」などなど。
天災
『離縁状を5〜6枚書いてくださいよ』
から始まる聞きかじった知識をひけらかした揚げ句、恥をかく男の噺。
粗忽な上に手も早いこんな男が近所にいたら……イヤどころか、引っ越したい(笑)
「さて、この後の噺はいわゆる廓噺、元々は男性だけがこじんまりと集まった場で話されるものなので、今の時代ではやややり辛いが、男女のやり取りから情景が思い浮かんだらいいと思う」
「20才代の男の子に聞いてみたら『人のぬくもりとかは欲しいときもあるけど、基本は一人が良い』って云うんですよ。これは女性も同じだと思う。
今の女性は仕事・出産・育児・家事と忙しいから何か一つ諦めるとしたら、それは旦那。だから旦那は捨てられないようにしないとね」
小猿七之助
談志が講談のレコード『小猿七之助』を気に入り、長い話から『永代橋 一人船頭・一人芸者』部分を中心に仕立てたもので、落語のオチのようなものはない。
隅田川の水上バスが好きで、機会があると乗っているので「ああ、このルートで永代橋をくぐって……」と場所がイメージできて楽しかった。
品川心中
真打ちになったころから談志が得意にしていた噺だが、後年は演じなくなった噺、とのこと。
『心中』とはいうものの内容的には滑稽話かな?
とにかく女郎はしたたかで、心中相手として見込まれた男はさもありなんで(笑)
とある方の『X』で日比谷公園にアオノリュウゼツランが開花していることを知って、行って見た。小雨混じりの夕方だったのが残念だけど、こんな感じ。
リュウゼツランは数十年に一度だけ咲き、開花後は枯れてしまうとの事。
樹高は7.7m、今は二割ほどが咲いていて、この後1ヶ月位は咲き続けるらしい。
根元にゴミ箱があるので、それが写らないような構図がちょっと難しい。
望遠が効くならすっぱり全景は諦めて、花部分だけにした方が良いかも。
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