趣味で『沼にはまる』というケースは多々あるが、私の沼の一つに『カメラバッグ』がある。
なぜ『沼』なのか
まずは身体的な理由がある
文部科学省「平成30年度 学校保健統計調査」を見ると私の身長はなんと『12歳』相当。
市販されているカメラバッグの使用者想定=成人(主に男性)から考えるとどれも大きすぎ・重すぎなのだ。
ちなみに登山用リュックを買いに行ったとき計ってもらったが、私の背面長(トルソー)はほぼ40cm、サイズで言えばXSかS。
撮影スタイル
海外/国内旅行時や近隣の公園に花を撮影しにいったりする程度で、カメラボディを複数持つとか交換レンズを持っていくなんてことはなく、手持ちで撮影するので三脚も使わない。
もっとも昨今は撮影旅行に行くこともほぼない。
つまり一つのバッグで日常品とカメラ1台を入れたいのだ。
リュックでは肩幅やハーネスがまったく合わないし、中を取り出すのにいちいち下ろさなければいけない。
前に回して取出可能なのもあるが、なにかを取り出す度に前に回す? なんと面倒なこと。
ショルダー(斜め掛け)で全部入りは重すぎるし、両手を開けておきたいのでトートは対象外。
中に入れるもの
どのバッグもカメラやレンズ、メンテナンスグッズの他はせいぜい財布かスマホ程度。
なかにはタブレットやノートPCも入るようになっているものもあるが、ほとんどの場合どのポケットも薄く、モバイルバッテリーや三つ折り傘、ペットボトルなど厚みのあるものはあまり想定されていない。
女性ものは?
まず「かわいい」「おしゃれ」など本来の使用目的とは異なり、化粧ポーチすら入らないものも多い。デザインも使い勝手が良いようには思えない。
カメラバッグの他にもう一つ日常品用のバッグを持てというのか? まったく論外だ。
その結果、私の使用用途からすると『マザーバッグにインナーケース』の組み合わせこそ最適なのではないかと思っていた。
脱出できそうなカメラバックとは
実は以前から(これはいいかも)と思っていたバッグがアルチザン&アーティストのカメラバッグ ACAM-1000。
今回メルカリで安く購入でき、日常持ち歩くものを入れてみたらすっかり収納できて思ったより軽かったので、脱出できそうと思った次第。
アルチザン&アーティストはいくつか持っていて、私にとっては使い勝手が良い。
- カメラストラップ ACAM-E25N
- カメラポーチ (廃盤)
- 2WAYカメラバッグ<ガーデンバッグ(GDR)スタンダードサイズ> GDR-211N
このガーデンバッグは斜め掛けできて、色々入るので毎日の通勤で長く使ってきたがさすがにくたびれてきたので今は使っていない。
カメラバッグとしても優秀だが少しだけ収納が足りず、同じモデルでワンサイズ上のものは大きすぎる。
実際に入れてみる
入れたいものは、
- カメラボディ:OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II
- レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
- メンテナンスグッズ:バッテリ 1〜2個、小型ブロアー、レンズクリーナー
- 日常品:財布、モバイルバッテリー、傘、ハンカチ、ティシュ、メガネ拭き、エコバッグ
ペットボトルは外付けになったが、手前側のポケットにスマホやら紙類(パンフレットとか薄手の小冊子)も入る。(もし今も定期券を使っていたらここに入れただろう)
実際に使ってみた
都内の梅林に行くときに使ってみると、思った通り所持品一式とカメラがすっぽり収まった上に重さも感じず、実に快適!!
ペットボトルは下のコロンビアのペットホルダーを買って装着したので、問題も解決!!
これでカメラバッグ沼から脱出できたと思う(多分……)