渡されたパンフレットによれば……
モニタリング検査とは
■ 感染再拡大が想定される場所等で集中的・定期的にPCR検査を実施し、感染者を早期に探知することで完成再拡大の早期防止を図る。
■ 人流のある場所・交通決戦などで検査を実施し、感染の予兆を探知する。
ということで、一度もPCR検査を受けておらず、また予兆探知に協力するつもりで受けてみた。
検査を受けられる人の条件
最初に渡されるパンフレットには「検査を受けていただける方」という前提条件が書いてあった。
- 東京都への検査結果の情報提供に同意いただける方
- ご自身のスマートフォン等を使用し、ご自身でWEB登録いただける方
- メールアドレスをお持ちで、この場でメール確認いただける方
- 飲食後10分以上お時間を空けていただいている方
- 現在、ご自身の体調が良好な方
- 綿棒を使った唾液採取にご協力いただける方
(太字は私が加工)
ということで、その時の私は完全合致。
いざ、検査へ。
その場の係員に操作は依頼できません!! 全部検査を受ける人が自分で操作します。
もう一つ重要な点は『当モニタリング検査では「陰性証明書」は発行できません』
まずは専用サイトに登録
会場に貼られているQRコードをスマホで読み取って「東京都モニタリング検査 予約サイト」にアクセス。必要事項を記入してユーザー登録し「マイページ」を作成する。
↓はPCで表示したもの。
年齢的に「操作に疎いかも……」と思われたのか、係員さんから「分からないところはありますか?」と言われたが、普段していることばかりなので私的にはどおってことない操作。
でも、周囲を見回すと「QRコードってどうすればいいの?」とか入力がうまくできない人とか、操作に戸惑っているのは主に中年以上の人たち。
そういえば「メールアドレスは持っていない」と言いきってた中年女性がいたなぁ……
入力が済むと登録したメアドに【確認コード】のメールが届くので、その【確認コード】をページ内の確認欄に入力して初めて登録が完了。
また結果はメールで案内され、マイページにログインして表示されるので、設定したメールアドレスとパスワードは忘れないこと!!
予約が必要
マイページができると、今度はそこから予約が必要。
(その場でうけるのになぁ……)とも思ったが、このデータを統計化するためには日時や場所などのデータもいるんだろうと思って予約。
ただ、ここでちょっと手間取ったのが、会場のどこを見回しても会場番号が見当たらない。
係員さんに確認してみたら、QRコード下にアルファベット表記があり、そのアルファベットを記入するとのことだった。
だったら『会場コード:アルファベット』としておいてもらえれば聞かずに済んだのになぁ……
↓は予約した画面。結果が表示されるまでは【予約番号】から【場所】までが表示されている。
検査キットはこんな感じ
自分の予約番号と配布する検査キットの番号を読み取って渡される。
その検査キットはこんな感じ。
- 綿棒:市販されている綿棒よりずっと大きなもので、綿部分は長さ2cmくらい、厚みは1.5cmくらい。これを舌下に3分いれ、唾液を浸透させる。
口頭やブース内で特に繰り返し注意されていたのは、
・検査薬の試験管に入れたら棒部分の真ん中あたりの線で折ってください。
・線以外のところで折らないでください。
・折った残りは試験管に入れないでください。 - アルコールの手ふき:最後に試験管を係員に渡すとき、試験管の周りを拭くためのもの。
- 検査薬の試験管:唾液が浸透した綿棒を入れる。
個人ごとのブースには検査の仕方はもちろんなのだが、唾液を出すための「梅干し&レモン」の写真があったのはちょっと笑えた。
タイマーで3分経過したら、試験管に綿棒を入れ、周囲を拭いて係員に渡すだけ。
とっても簡単。
なお、唾液が少なくてそもそも検査できない場合もあって、その時の結果表示がどう表示されるか……はちょっとど忘れした。
結果表示はこんな感じ
私の場合は翌日、結果が出たメールが届き、マイページに表示された。
(結果表示は1ヶ月間)
数少ない外出先で初めて遭遇したモニタリング検査を受けてみて、検査方法を知ることができて良かった。
結果が「陰性」なのは当然。
何しろ一人暮らしで2年近く在宅ワークで、外出はもちろんマスク着用で数日置きの食料購入くらい。また数ヶ月に1回程度の映画館や博物館通いでどう感染するというのだ?