タイトルで間違って『林家三三』にしてしまい、申し訳ございません!!
正しくは『柳家三三』です。

喬太郎師匠は前に一度、三三師匠は談春師匠と一緒だったり独演会だったりで何回か聴いたことがあり、この二人だとどんな感じになるのかと思って行ってきた。
演目

牛ほめ
父親に言われて新築の家にやってきた与太郎。
家を褒める口上も教えてもらったのにとんちんかんで……という噺。
この前座の桂枝平さん、登場時はメガネをかけていたのに噺に入る前に外すという珍しいパターンの方。
噺の方はちょっと平坦で、もう少し緩急をつけた方が良いかもと感じた。
ちりとてちん
お馴染の噺。
開口一番が「この杉並公会堂はウルトラマン好きにはたまらない場所でして……」で、師匠のウルトラマン好きは知っていたのだが「杉並公会堂がなんで?」と思ってググってみたら「なるほど」でした(笑)
相変わらず師匠は表情豊かで、笑わせてくれる。
2016/5/12
ウルトラマン放送開始50年記念『ウルトラマンの日 in 杉並公会堂』2DAYS開催決定!! 7/9(土)「THE ROCK 2016」・10(日)「THE LEGENDS 1966」ウルトラマンがお茶の間に初めて登場した7月10日は「ウルトラマンの日」として、日本記念日協会に登録されています。
そして50年を経た2016年、再び「ウルトラマン」が杉並公会堂に登場します!
大工調べ
これもお馴染の噺。
途中には前座さんの「牛ほめ」を取り入れたりして随所で笑わせてくれた。
法事の茶
「インドから戻った人から珍しいお茶を貰ったんだよ」とご隠居さんが出してきたのが『見る茶』
見事なお茶に感心した男が頼み込んでそのお茶の葉を貰い、家に帰って女房にやってみせるがご隠居さんに教わった手順を端折ったばっかりに……という噺。
私は始めて聴く噺。
これはお盆辺りで聴くのが良い噺(笑)
お若伊之助 「品川発廿三時廿七分」
『お若伊之助』はいろんな演者さんで聴いているのだが、今回は『品川発廿三時廿七分』
(えっ? あの噺、続きがあるの?)と思って聴いていたのだが、途中から(これは喬太郎師匠が続きを作ったのでは?)と思い始めたあたりで、師匠の懇願するような「偶然が多いけど、これは圓朝がつくった噺なんだからぁ!!」で(ああ、なるほど)と納得。
だってあの長編『牡丹灯籠』の作者ですからね(笑)
実際、ググったら「お若伊之助」は前編で、本来は「根岸お行の松 因果塚の由来」という全九編の長講だそうです。
いつか全編聴くことができるのかしら?
よくある若い男女の恋愛話と思いきや、実は人間と動物が結婚しちゃうディープなお話『お若伊之助』【連載】東京すたこら落語マップ(7) | アーバンライフ東京
杉並公会堂 大ホール
場所は杉並公会堂 大ホール。昔近所に住んでいたときはいかにもな『公会堂』だったが、建て直されてものすごくきれいになっていてビックリ。
さらに、この大ホールというのを調べてみたらこんな説明だったので、主催者じゃないけど、落語だと声が響きすぎるのでは?と思ったりして(笑)
本格的なクラシックコンサートを主目的に設計された大ホール。オーケストラ演奏会はもとより、室内楽、リサイタル、合唱など、幅広い分野に適応。オープン以来、抜群の音響性能を誇る国内有数の本格的ホールとして信頼を得ています。
実際にはマイクコントロールはもちろんだが、拍手の音が柔らかく広がる感じで、やっぱり一般的なホールとは違うと感じた。
それと、今回の席は2階の下手袖部分だったのだが、これはきちんと座席に座って正面を向いて撮ったもの。

『袖席』というと『舞台が見辛い』場合が多いのだが、このホールは体や視線が自然に舞台に向かうようになっている。
また手すりがほとんど邪魔にならない!!
(以前、2階正面なのに手すりの幅が広く、またちょうど舞台のど真ん中を横切っていてまったく舞台に集中できないなんてホールもあった)
もっとも、お芝居だったら下手はまったく見えないが、それでもかなり見やすいのではないだろうか。
客層はざっと見ると中年〜初老の方が多そう。(中には明らかに小学生もいた)
談春師匠の会だともっと白髪の方が多く、演者によってこんなに客層が違うんだなっと(笑)