まっ、そんな感じ

見聞きしたことを徒然と書いてます。

深宇宙展に行ってきた 07/24

この最悪な熱さの中、久々にお台場の日本科学未来館で開催されている『深宇宙展』に行ってきた。

こういう展示で期待するのは『実物』、とは云ってもなにしろ宇宙船やロケットなのでその点は端から諦めていたのだが……そんなことはなかった。

写真撮影はどれもOK(いつものように他者に迷惑をかけないように、はお約束)、また「SNSなどにもタグ付けしてアップしてね」とのこと。
この辺りは実物や模型が中心の展示だからだろうなっ。

平日昼辺りに入場した、会場は空いていてじっくり写真を撮りながら見て、だいたい60〜90分くらい。

H3ロケット

会場に入るとまずはこれまでの日本のロケット開発の歴史のパネルがあり、その後ビデオ観賞。
いよいよ会場に入るとドーンとお出迎えしてくれるのが "実物の" H3ロケットの先端部(フェアリング)。

フェアリングはロケットが上昇中に人工衛星などのペイロードを空気力や空力加熱から保護するために使用されるロケット先端につけられた覆い。

https://ja.wikipedia.org/wiki/H3%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88

私的に良かったのは、実際に地球に落ちてきた状態のフェアリングも展示されていて、フェアリングの中身やこんな風になるのか、というのが面白かった。

ペンシルロケット

ペンシルロケットと云えば糸川英夫教授が打ち上げた戦後初の日本製ロケット。
その "実物" がこれ。
長さ30cmくらいの細い、まさに『ペンシル』型のロケットだった。

ソユーズ着陸船

おそらくこれが本展示の目玉なことは間違いないだろう。
まずその小ささに驚く。この着陸船は3人乗り、どう見ても明らかに大柄なロシア人が乗れるはずないじゃん!! というのが第一印象。

ところが、いざ中をのぞいてみるとまあぎっちり機械が詰まっていること。

そして、よくよく見ると窪みが3つ(矢印)。そうこれが座席。
いや絶対無理でしょう!! って感じの狭さ。マネキンで実際に登場した宇宙飛行士の体格も一緒に飾ってあったらもっと驚くと思う。
見上げると着陸時に使用したパラシュート。
このように畳まれているが、たぶん広げたらものすごく大きいのだろう。
これも着陸船との比較の図があったらもっと良かったのではないか?

また、実業家の前園氏が国際宇宙ステーションISS)に行ったときに使用した "実物" の宇宙服。アポロの時代からあまり変わっていないようにも見えるが、それでも全体的にスッキリした感じ。

触れられるよ

いくつかの部品については触ることができる。
驚くのが部品の大きさは関わらず、どれも本当に "軽い" こと。

有人月面探査車(ローバー)

月面ではゴム製のタイヤは使えないということで開発されたのがこのタイヤ。
初見では『扇風機?』なのだが(笑)、でも『ザ・造形美』だ。

そして振り返るとドーンと置いてあるのがローバーそのもの。
JAXAトヨタが共同開発したこの有人与圧ローバ(愛称「ルナクルーザー」)は乗客2名が1ヶ月、宇宙服なしで活動できるように造られているらしい。
見た目は手塚治虫が描いた犬型パトカーのようにも見える。

変形型月面ロボットLEV2

なんとも可愛らしいこちらはJAXA/タカラトミー/ソニー/同志社大学が共同開発した愛称『SORAーQ』の "実物"
見た目は本当におもちゃにしか見えないのに、しっかり動作するのが本当に凄い。

探査機はやぶさ

2003年打ち上げ、2005年小惑星イトカワ』に到着しサンプル収集、2010年大気圏に再突入し、世界発のサンプルリターンに成功。
と書いてしまえば実にあっさりしたものになってしまうが、その間にはいくつものドラマがあり、オーストラリアにサンプルリターンしたときはリアルタイムで見ていた。
そのイオンエンジンの一部、これも "本物"。

さてその『イソカワ』
映像ではよく見ていたのだが、やっぱり模型があるとどんな感じなのかがよく分かる。
そして、右の写真中央に『はやぶさ』がいるのだが、左の全体写真からはまず探せない。
会場ではわざわざ『はやぶさ』に色が付いていたので、気付けばすぐに分かるようになっていた。

アルマ望遠鏡

アルマ望遠鏡は南米チリの標高5,000mの高地に、2011年に科学観測を開始した巨大望遠鏡。
とはいっても複数の望遠鏡で構成(望遠鏡群)されている。
望遠鏡自体はなんとなく馴染のある形なのだが、今回設置場所を見て、自分のイメージがずいぶん古いものだったと気付かされた。

複数の望遠鏡群と云えば、例えば『コンタクト(主演:ジョディー・フォスター)』で登場した「超大型のパラボラアンテナが広大な敷地に整然と並んでいる」イメージだったが、このアルマ望遠鏡は(全体図は左、その一部を拡大したのが右)のようにまさにポツポツと不規則に望遠鏡が並んでいるらしい。
まあ、観測対象が違うからと云えばそれまでだが、やっぱり『へぇ〜』である。

水上バスで浅草へ

時間的に間に合ったので、日本科学未来館からお台場海浜公園まで歩いて(だいたい20分くらい)水上バス(今は東京都観光汽船 TOKOY CRUISE)で浅草に戻った。

久々だったので「あれ?こんなだったっけ?」だったので、乗ってみようかなっと思った方はご参考まで。

  1. 東京都観光汽船のWebサイトで乗車する日時、乗船場所、降船場所から予約。
  2. 予約した乗船時間5分前に乗船場所で届いたメールを開いて『チケットを表示』をクリック(左)
  3. ここで表示されるのが真ん中の真っ白いページ。
    慌てず騒がずそのままの真っ白いページを係員に展示。
  4. 係員が持っているスタンプ状のものでページをタッチすると右のように「使用済み」となって乗船可能になる。

乗ったのは『HIMIKO』で、中では銀河鉄道999の鉄郎・メーテル・車掌さんたちの短いやり取りが流されていて、「なにもかも……みな懐かしい」とまではいかないが、肝付さんの声は懐かしかった。

喫煙所

日本科学未来館と隣の産業技術総合研究所臨海副都心センターの間近くに"一応"……あります。
"一応"と書いたのは、こんな感じで竹やぶに囲まれていて、今の時期は蚊が……。
それに外からは中に人がいるかも分かりづらく、特に女性は使いづらいのでは……と感じました。