すっかり寒くなって暖房と加湿器を使い初めてから気付いた。
ベッド脇に置いている目覚まし時計に表示される温度と湿度がなんか合っていないような……。
現在使っているもの
メインで使用
長年使っているのがセイコーの電波式目覚まし時計 DL305K。
温湿度の測定方法はデジタル。
ところが、比較的エアコンの吹き出し口に近いし、リモコンの設定は23℃なのに表示は18℃〜19℃。
部屋の反対側で明らかにこちらより室温が低いであろうもう一つの温度計では20℃以上。
(湿度計はこれ一つなので比較できない)
トイレで使用
家にはかなり以前からトイレにこのエンペックスの温湿度計を置いている。
検証のため新たに購入
- キャンドゥで買ってきた置き型
- NOKLEAD 温湿度計……時計と日付はいらなかったのだが、表示が大きく、マグネット式で比較的レビューが良かったから。
測定方式いろいろ
さて、セイコーとNOKLEADはデジタル式、エンペックスと100均の測定方法はバイメタル式。
一般的な温度の測定方法には以下のように3種類ある。
(湿度計もバイメタル・デジタルがあり、またガラス管はなくそのかわりに毛髪湿度計がある)
- ガラス管温度計……いわゆる昔からある、ガラス管内に赤や青の色をつけたエタノールの体積の変化から温度を示す。
- バイメタル式……伸縮性の異なる金属を張り合わせてゼンマイ状に曲げ、その金属の伸縮から温度を示す。
- デジタル温度計……温度の変化で電流の流れの抵抗を計算して温度を表示する。
実験結果
測定方法の異なる2種類を2機種ずつ同じ場所で1時間測定してみた。
結果は……
- セイコー :温度21.4℃ 湿度65%
- エイペックス:温度23℃ 湿度54%(だいたい)
- キャンドゥ :温度25℃ 湿度56%(だいたい)
- NOKLEAD :温度22.8℃ 湿度55%
セイコー以外はほぼ同じくらいの値。
ということで、セイコーは電波時計で時間は正確。でも温度・湿度はNOKLEADで見る、ということにした。
それにしても、エイペックスの温湿度計は買ってから10年は過ぎてるし今買っても600円前後、キャンドゥに至っては税込みでも110円。
値段の割にどちらも結構優秀なので、買って損はないと思う。