今回、iPhoneでSuicaやクレジットカード決済ができるようになるが、素朴な疑問がある。
それは『バッテリー残量が乏しい、あるいは切れて充電できない状態ではどうなるのか』ということ。
実は、飛行機のフライトチケットでそういう状態になり、かなり焦った経験があったからだ。
私は普段からANKERのバッテリーケース付きでiPhoneを使っているので、バッテリー残量の心配はまずしていない。
ところがその日、シチリアのカターニアを観光して、空港に向かうころにはバッテリー総残量は10%近く。
フライトチケットはWalletに入っているので『空港で充電すれば良い』と考えていた。
だが、カターニア空港では充電できる場所も、メールに添付してあるチケットを印刷できる場所も見つからなかったのだ。
これではチェックインできない!!
とても焦ったが、電源のOn/Offは却ってバッテリーを喰うのでフライトモード状態にして使用せず、バッテリーを温存。
チェックインできる時間までヒヤヒヤしながら待っていた。
Suicaにしろクレジットカードにしろ、現物が手元にあればこんな心配はないと思うが、それでも『iPhoneに入っているから』と現物を持ち歩かなくなるかもしれない。
iPhone一台での便利さは実感しているが、こういう体験をした身からするとこの機能に頼ってしまうのがちょっと怖い。