まっ、そんな感じ

見聞きしたことを徒然と書いてます。

堀切ミニクルーズ 06/18

堀切菖蒲園(江戸時代から菖蒲の名所)」のある葛飾区では『2022葛飾菖蒲まつり』が明日6月19日まで開催されている。(詳細はこちら↓)

https://www.city.katsushika.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/028/427/reaflet_.pdf

それに併せて「堀切ミニクルーズ」が運行するというので出かけてきた。
ただこのミニクルーズ、上記のパンフレットには掲載されておらず、たまたま流れてきたTwitterで知って申し込んだ。
(後で調べたら菖蒲まつりとは別に葛飾区HPの『観光』に掲載されていた。
 関連行事なんだから菖蒲まつりのページに掲載すればいいのに……)

浅草(吾妻橋)船着場~堀切菖蒲園船着場間のクルーズ便運航について|葛飾区公式サイト

今回のルート

今回のルートは堀切緊急用船着場から浅草の浅草橋船桟橋までの約40分。
実は船に乗るのは大好きで、浜離宮日の出桟橋〜浅草の水上バス神田川日本橋川ミニクルーズ、英国のテムズ川水上バスなど乗ってきた。

で、今回のルートがちょっと検討つかなかった。
荒川を下って適当な水路を使って隅田川に入ってさかのぼって浅草なのか、荒川を登って岩淵水門あたりから隅田川に入って下ってくる?
そうだとしても運行は40分、これらのルートではちょっと無理。

そして乗船して初めて知った、荒川と隅田川の間に『墨田水門』なんてものがあるなんて……

堀切緊急用船着場?

堀切菖蒲園は何回か行っているので今回はまっすぐ船着場へ。

堀切菖蒲園の前を通り過ぎ、そのまま綾瀬川にかかっている橋を渡ってとなりの土手に行くと、目の前は荒川。
ここには菖蒲園の第二会場があるのだが、看板左奥に見えているところのみ。
正直、菖蒲を見に行くだけでここまで来るかぁ〜という感じ。

その先の船着場は名前の通りにあっさりしてもので普段は施錠されている。
ただ商業・個人でも使用登録すれば使えるとあった。

今回は40名程度が乗船できる双胴船っぽい船(屋根無、トイレ有、船員2名)で、水に触れると膨らむベルトタイプのライフジャケットが用意されていた。

墨田水門

13:00、出発してから5分程度で墨田水門(左写真)が見えてくる。
今は引き潮だったらしいが、見て分かる通り水門の天井は低く、これが満潮だったらいくら屋根のないこの船でも通るのがギリギリなんじゃないかな。
それと荒川から隅田川に水が流れて、その流れがかなり早い。

こんなところに造船所?

水路を抜けて隅田川に出る脇に造船所があった。
いや、隅田川の河口辺りにはたくさんあるが、こんなところに?というのが実感。
ガイドさんによればエグザイルのNetflixのドラマで使われたそうだ。

さらに隅田川を下ると右側に今は埋め立てられている「山谷堀(さんやぼり)」に続く入り口がある。
隅田川から新吉原へ猪牙船に乗って山谷通い〜のアレかっ!!と落語好きならピンとくるはず(笑)
なお「あしたのジョー」で有名な泪橋もこの堀にかかっていたとのこと。

山谷堀(さんやぼり)は、かつてあった東京の水路。正確な築年数は不明だが、江戸初期に荒川の氾濫を防ぐため[1]、箕輪(三ノ輪)から大川(隅田川)への出入口である今戸まで造られた。現在は埋め立てられ、日本堤から隅田川入口までの約700mが台東区立の「山谷堀公園」として整備されている。

山谷堀 - Wikipedia

スカイツリーと源森川水門

浅草近くで見るとスカイツリーは結構ビルで囲まれているように感じるが、この辺だと見事にヌッと1本立っている。

さて、吾妻橋水上バスまでは乗ったことがあるが吾妻橋から上流は初めてで、こんなところにも水門があるのは知らなかった。
この源森川水門をくぐるとスカイツリー脇を通って北十間川横十間川へと進むことができるそうだ。
臨時運行でよいから桜の季節、夕方から隅田川土手の桜並木を眺めつつ、この水門を通って夜のスカイツリー見物……なんかすてきだと思うんだけど、どうだろう。

いよいよ吾妻橋船桟橋

水上バス乗り場は吾妻橋の浅草駅側で、吾妻橋船桟橋は対岸、やや上流のちょうど墨田区役所前になる。

吾妻橋を通り越してUターン。
左の構図を地上から撮るのはたぶんかなり難しいと思う。

ほんの少し川を登って吾妻橋船桟橋に着船して約40分のミニクルーズはおしまい。

どんよりな曇り空だったがクルーズはやっぱり楽しかった。