まっ、そんな感じ

見聞きしたことを徒然と書いてます。

最後に缶切りを使ったのは……

現在、海外でキッチン付きの部屋に住んでいる。

外食はほとんどせず、自炊しているのだが、今日の夕食はパスタに『チリコンカルネ』をからめて……と調理し始めて気付いた。

 

この『チリコンカルネ』の缶、プルタブじゃない!!

 

(うわっ、食べられないじゃん!!)と思ったが、荷物を漁ってみたらちゃんと日本から持ってきていた。

そうだ、『海外だとプルタブじゃない、缶切りが必要な缶もあるだろう』と百均で買っておいたのだった。

おかげで夕食を食べられたわけだが、子どもの頃のように器用に使いこなせなくて(苦笑)

便利に慣れるといろいろできなくなるんだな。
そう言えば、久々に自転車に乗った時もこんな感じだった。

で、缶切りを使わずに開ける方法をググってみたら、いろいろあるんだな。

スプーンとか刃物とか、中でもコンクリートで開けられるってロシア人のビデオは『なるほど!!』と思った次第。

次の機会がいつあるかは分からないけど、覚えておこう。

フランクフルト国際空港 プライオリティラウンジ

楽天カードつながりでプライオリティカードを手に入れたので、早速使ってみた。

場所はフランクフルト国際空港。
さすがは巨大なハブ空港。フロアマップを見ても、まず自分の居場所を特定することから始めなければいけない。

注意:この空港は出発ゲートがよく変わるらしく、乗換え損ねる人が多いらしい。
個人で乗換えする場合、チケットに書いてあるゲートの前ではなく、フライト案内板で必ずゲートを確認してから移動した方が良い。但し、本当に広いので急ぐ必要があるかも。

私が降りた第1ターミナルのフロア:Bにはプライオリティカードが使える『LUXXLOUNGE』があるはずなのだが、このフロアマップを見てもよく分からない。

で、インフォメーションに聞いてみたら「フロア:Bとフロア:Cの間のエスカレータを昇ったところよ」

さて、ここでもっとも重要な注意点。

『LUXXLOUNGE』は出国しちゃったら(セキュリティチェック後)は使えない。ということ。

チェックインフロア:Bの外へ出る自動ドアを背にして、右側がフロア:A、左側がフロア:C。
このBからCへの連絡通路にあるエスカレータを昇った、2階のすぐ右手に『LUXXLOUNGE』のドアを発見。

『ドアのチャイムを鳴らさないと解錠されない』ので、なんか、雑居ビルの秘密倶楽部みたいに感じ。

入ってしまえば普通のラウンジで、利用時間は3時間まで
軽食・飲み物・アルコール、インターネット接続とシャワーは無料。
(でも、ホテルによくあるような『トイレ&ガラスで囲まれたシャワーで1ルーム』なので、誰かがどちらか使用中だと出入り口の鍵がかかっていて入れない状態なんだなぁ……)

なお、残念ながらラウンジ内は禁煙です。

 

厄介な人

どんな人を『厄介』とするかは人それぞれ。

ちなみに『厄介』を辞書で引くと……

[名・形動]
1 めんどうなこと。扱いに手数がかかり、わずらわしいこと。また、そのさま。「―なことに巻き込まれる」
2 めんどうをみること。また、世話になること。「親の―になる」
3 他家に寄食すること。居候 (いそうろう) 。

で、現在、海外に短期の語学留学中なのだが、そういう『厄介』な人に遭遇してしまった話。

 

語学学校では毎週月曜日に新しい生徒が入ってくる。
その前の週の金曜日、日本人コーディネーターが「たかふみさん、実はお願いがあるんですよ」と声をかけてきた。
なにかと思ったら「来週から来る中年女性の面倒を見て欲しいんです」
(いや、私は学生で、面倒を見るのはあなたでしょ?)とは思ったが一応「どうしてですか?」
「いきなり僕のメアドに問い合わせしてくるし、学校を通さずにホストファミリーを断ったり。海外生活の経験はあるらしいんですけど、外国で『日本基準』を求められてもねぇ。僕はもうお手上げですよ」
この時点で(ああっ、これは良くいる『厄介な人』なんだ)と。
そして月曜日、ご当人を紹介されて(ほんと『厄介な人』だわ)って実感。

 

厄介な点、その1:話を延々と続ける

こっちは帰ろうとしているのに、一方的にしゃべり続ける。
例えば、日本と比べてここがダメ……なんて話とか。
(確かにそういう部分は多々あるけど、ここは日本じゃないし、『郷に入っては郷に従え』でしょ? そんなにダメだっていうなら日本に居ればいいじゃない)

 

厄介な点、その2:調べないで人に聞く

一応、自分でも調べているようなのだが、その調べ方が中途半端。
「●●に行きました? 何番のバスでどのくらいかかりました?」
まだ来て間もない時期なら、私だって聞く。

だけど、すでに1週間以上滞在してて、自分で「あちこち行ってるんです!!」ってアピールしてるのに、「午前中は●●に行って、午後は××に行きたいんですけど、回れますかね?」って。
(いや、距離とバスの運行状態を考えたら『それは無理』って分かるよね!?)

 

厄介な点、その3:口は出すけど、自分ではやらない

きわめつけがこれ。

「来週帰国するんですが、滞在中、いろいろお世話になったんで日曜に夕食でもいかがです? 奢りますよ。一人だとなかなかレストランとか入りにくいでしょ。観光客相手じゃなく、地元の方がお勧めするようなところがいいですよね」

前に一度、一緒に外出して『これでお役目御免』と思ってたし、もともと食に贅沢を求めないので、毎食同じメニュー(それも粗食)でも気にならないし、レストランでバカ高い金額を払う気などサラサラない。
が、確かに、こちらにいる間にちゃんとした地元料理も食べてみたい。
「いいですよ。それじゃあレセプションのRさんにお勧めな店を聞いてみましょう」

だが、彼女は私より2クラス上で、流ちょうに喋れるのだが一向に聞こうとせず。
仕方ないので拙い英語で私が聞くと、Rさん曰く『お勧めっていったら絶対○○○よ。場所はここね。あっ、ディナーなら予約がいるわ』と地図にマーキングし、電話番号まで調べて教えてくれた。

ところが、店名を聞いた彼女「そこは知り合いと行ったので、できれば別の店を……」と言い出した。
(本当はそう思ってても、相手がまだ行っていないなら、私ならお勧めされたこの店にするんだけどなぁ。ほんと面倒くせぇ)
その上、決断できずにいつまでもブツブツ云ってるので、
「それじゃ、ガイドブックに載っているこっちの店にしましょうか。あっ、ここも予約が必要みたいなんで、電話してみますね」
食事代は彼女持ちだし、電話を持っていないのは知ってたので、このくらいは……と思ってた。

でも、甘かったね。

夜の営業時間まで待って電話したら、当日は満席で予約できず。
伝言をドアに貼っておいたら、夜遅くにやってきて「残念です。今日行ったところの隣に良さそうな店があったんですけど、そちらでどうでしょう?」
「今週はこっちのお祭り時期だし、前の店と同じように満席の可能性もありますよ。予約状況とか電話番号とか聞いたんですか?」と尋ねると、
「いいえ。まだ店は開いてなくて……」
(んー、それでどうして『良さそう』って判断できるんだ?)
ここに至って(もうこれ以上は付き合いきれんわ)
「せっかくのお誘いですが、時期が悪かったですね」
無事、お断りできてホッ。

それまでの会話から、相手が持っている他人との距離感ってものをくみ取らない or くみ取れない(勝手に踏み込んでくる)人って、ほんと厄介。

 

追記:

この人、帰国直前に『学校が非協力的だ』ってクレームメールを、なんとこの国の観光局あてに送っていたそうだ。
(文句を言うことだけは即決できるらしい)

観光局はクレームだから学校に問い合わせてきたし、コーディネーターさんはそのメール対応で大変だって。

協力先も協力内容も完全に間違っているのだが……
きっとこの人は、自分が間違っているとは絶対に思ってないよな。