スウェーデン絵画展
北欧の絵画と云うと、以前に観に行ったのはSOMPO美術館で開催していた『北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画』展くらいかな?
この展覧会はそれまで知らなかった北欧の伝承や物語が中心で、とても印象的&楽しかったなっ。
ということで、今度はスウェーデン絵画。
事前情報
写真撮影
会場はLBFの第1章〜第3章までが撮影禁止。1F・2Fの第4章〜第6章までが撮影可能です。
また、いつものように自撮り棒・三脚・フラッシュは禁止です。
混み具合
ほどほどに混んでいましたが、少し待てば写真も撮れるくらいには空いてました。
ゆっくり観てまわって、グッズも買ってだいたい2時間くらい。
また、午前中に入館したとき当日券を買う人が5〜6人いました。
展示内容
第1章 スウェーデン近代絵画の夜明け
まずはニルス・ブロメールの「草原の妖精たち」
夕暮れの草原で薄い服を着た少女たちが輪になって踊っている絵で、いかにも北欧といった感じ。
マルクス・ラーションの「荒れ狂うボーシュースレーンの海」
海とか崖とかって地域ごとの特徴が描かれるので、海の絵って好きです。
第2章 パリをめざして
19世紀後半、画家たちが向かうは印象派・ポスト印象派・写実主義などなどが入り乱れていたパリ。展示されているものはこれらを取り入れて消化した作品たち。
ここで気に入ったのはアクセル・ユングステットの「スイスの石切り場」
石の質感が素晴らしかったです。
第3章 グレ=シュル=ロワンの芸術家村
グレ=シュル=ロワンはパリの郊外、ロワン川沿いにある芸術家たちが集まっていた村のことで、黒田清輝や浅井忠らが滞在・制作していて日本では有名……らしいのですが、私は知らなかったです。
描かれているのは自然主義的な風景画で、ブリューノ・リリエフォッシュの「カケス」「4種の鳥の習作」が良かったですね。
第4章 日常のかがやき
なんといってもカール・ラーション。
今回は「カードゲームの支度」「キッチン(「ある住まい」より)」「おもちゃのある部屋の隅」が展示させていて、まあこれがなんとも良い雰囲気の絵。
元々は一家が暮らした家「リッラ・ヒュットネース」での生活を描いた有名な水彩画だそうで、今回展示されていない絵も含めたデジタルビデオが館内で上映(3分)されていています。これは必見です。

画集も購入できるようですが、どうも翻訳は見つからず、2014年発刊のこれ(5,412円)だけみたい。(他の作品も含めたものは日本語のものもありました)
第5章 現実のかなたへ
これはグスタフ・アンカルクローナの「太古の時代」
ドラゴンの船首像を持つ2艘の船が行く絵で、いかにも北欧って感じです。

これは是非本物を観て欲しいですが、アウグスト・ストリンドバリの「嵐の海、目印のないブイ」(右側)と「嵐の海、ほうき状のブイ」(左側)
ペインティングナイフ(だと思う)の荒々しい筋が見事に荒れる波を表現していて、本当に凄かったです。一回観て、もう一度戻って観たくらいですから。

第6章 自然とともに
グスタフ・フィエースタードの「河辺の冬の夕暮れ」
とにかく、波紋と色が良い!!

ゴットフリード・カルステーニウスの「群島の日没」
石の質感と日没時の光がなんともいえず……好みです(笑)

ニルス・クルーゲルの「ハッランドの春」
パッと見すると(ゴッホ?)と思える書き方ですが、色遣いがまったく違います。

上野の桜
さて、この時期に上野に行ったからには、今日の桜も載せときます。
左)今年から、上野東照宮の参道から五重塔のふもと迄行けるようになりました。
ふもとの桜はまだまだ状態。
中)さくら通りの五條天神社近くで一番咲いているところ、ここは満開。
右)清水観音堂を望む。



