まっ、そんな感じ

見聞きしたことを徒然と書いてます。

百段雛まつり&庭園美術館

百段雛まつり:ホテル雅叙園東京

百段雛まつり

ホテル雅叙園東京内にある東京都指定有形文化財「百段階段」は、目黒川に向かって下る丘陵に沿って著名な日本画とそれぞれに趣向を凝らした7つの宴会場とそれらをつなげる99段の階段で構成されています。

2010年から毎年異なった地域のお雛さまを展示しているのが「百段雛まつり」
今年は近江・美濃・飛騨と井伊家伝来「砂千代姫のお雛さま」が展示されています。

土足厳禁なので脱ぎ履きしやすい靴でどうぞ。
靴袋はもらえます(スリッパも用意されていますが、厚手の靴下の方が歩きやすいです)
展示品保護のため、暖房は抑え気味。ちょっと寒いくらいです。
また、なにしろ古い建物で狭いので大きな荷物はロッカーを利用しましょう。

残念ながら展示会場は撮影禁止。
ただし、最上階だけは撮影可能です。
これはその最上階に展示されていた雛飾り。
各階の雛飾りに比べると、いたって簡素(笑)
写真禁止のお雛さまはものすごく豪華ですよ!!

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たくさんの土人形の中にボトルシップ型の人形や手まりもありました。
これ、いったいどうやって入れたんでしょうね?

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行き方

目黒駅から徒歩3分
ただ、行人坂というやや急な坂を下るあるいは駅に向かって上がることになるので、無料の送迎バスを使っても良いでしょう(特に駅に向かうには)

送迎バスは目黒駅の東口にある送迎バス停車場に来ます。
今回は帰りしか乗らなかったのですが、たぶん同じ場所から乗れるのではないかと思います。
送迎バス停車場はこのあたり。
特に目印になるようなものはありません。
近隣のホテルなどのいろいろな送迎バスが利用しているんじゃないかな?
日中は20分おきの運行です(0分、20分、40分だったかな。この辺はあいまい)

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バスは12〜15人くらい?が乗れる中型です。
なお、品川駅からもあるのですが午後に3〜4本しかないで目黒駅からの方が良いです。

バスに乗って駅に行くときは雅叙園内のロビー近くに待合場所があります。

料金

百段雛まつりは当日券大人1,500円、前売り1,200円、学生800円(要学生証)、小学生以下は無料。
チケットは館内でも買えますが、JTBレジャーチケット(セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートサークルKサンクス)、インターネットはイープラスでも購入できます。
記載はないのですが、ローソンだとペアチケット2,300円も売ってます(ただし、枚数限定)
これだとさらにお安くなりますよ。

庭園美術館

朝香宮邸と日本庭園

東口から雅叙園とは反対側に行くと東京都庭園美術館があります。
元はアール・デコで飾られた旧朝香宮邸とその庭園です。
ただ現在、日本庭園の半分は整備中で立ち入り禁止。茶室と池と芝庭にしか入れません。

ここ数日の寒さで池の半分は凍りついてましたが、今日は風がなかったので、水面部分にはみごとな写り込みを見ることができました。
庭だけなら入場料は100円!! です。

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さて、旧朝香宮邸に入るには庭の入場料も含めて1,100円です。(展覧会料金も含む)

玄関を入ると出迎えてくれるのがラリック作成の、4人の女性のレリーフ

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館内は現在展示会を行っているので、建物や調度品や装飾は見づらくて……。
展示会がない状態で見つかったな。
これは2階フロアのスタンド。

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こちらは金平糖型のランプ。
それぞれの色が天井に反射してとてもきれいでした。

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私個人の意見ですが、洋館の雰囲気を味わうなら駒場公園の旧前田侯爵邸の方が好きだな。

スマートフォン用公式アプリ

朝香宮邸の歴史や各部屋の概要や技法などを解説したスマートフォン用公式アプリが無料でダウンロードできます。
音声ガイドは、日・英・仏・北京語・広東語・韓国語。
テキストは、日・英・仏・簡体語・繁体語・ハングル。
ダウンロード用のQRコードは入り口近くにある縦長の「東京都庭園美術館 ご案内」の中に掲載されています。

このほかに支庁用の端末とヘッドフォンも無料貸し出ししています。
貸し出しには身分証明書が必要です。