今回の主張
必ずしもWi-Fi環境下にいないことも想定して、アップデートには「あとで」も追加して欲しい。
理由
前提
20階ビルでフロアは10階の都内某所で派遣で勤務している。
そして当然、昼時、下ってくるエレベーターが満員で、だいたい3台目くらいでやっと乗れる。
そして、社食は地下1階。
ここで使えるのはSuica、Pasmo、現金で買う食券。
これまでSuicaにチャージして昼食に使っていたが、iPhone 8Pulsに『モバイルSuica』を入れてぐっと便利になって良かったと思っていた。
今日の経緯
(1)さて、やっと来たエレベータで地下1階の社食に行き、列に並んでいる間に『モバイルSuica』を起動すると、この画面が出た。
(2)だが、会社のネットワークは正社員向けで、派遣である私のiPhoneでは利用できない。
館内ではWi-Fiを切り『4G』を使っているが、この「アップデート」をクリックすると……
(3)……そう、この画面が出たのだ。
もちろん、モバイルデータ通信は『オン』になっている。
(違うだろぉ〜!!)
と言いたいところをグッと抑え、列を抜けて券売機の前へ。
(4)財布をとり出し、小銭を見たら定食分には足りない。
仕方ないのでお札をみると入っていたのは1万円札だけ。
ところが、券売機のお札対応は1,000円札オンリー。
つまり、ここで詰まってしまったのだ。
諦めてもう一度フロアに戻り、通勤用のPASMOを持って再び社食へ。
結局、この往復で20分近くが無駄になった。
(5)もし、PASMOを持っていなかったら……
コートを着て、さらに往復+会計待ちの20〜25分かけてコンビニに行くしかない。
そうなると実質食事時間は10分あるかないか、だ。
アップデートは緊急を要するものか?
さて、今回のアップデートは使用者に『即&強制』してでもアップしなければいけない内容なのか?
内容を確認すると、
- 画面表示を見直しました。
- iPhone Xの画面表示に対応しました。
- パスワードを20文字まで登録できるようにしました。
これだけ。
確かにiPhone Xの画面対応は、iPhone Xユーザにとっては早く対応して欲しいと思っていただろう。
でも、このアップデートがなかったらiPhone XでモバイルSuicaは使えなかったのか?
ユーザでない私には分からない。
ただ、それほど緊急でもないアップデートのために危うく昼食を取り損ねるところだった私としては、JR東日本には『必ずしも安定したWi-Fi環境にないユーザへの配慮』をぜひお願いしたい。