ギプスをして二週間。
レントゲンを撮ったら、ひび部分がほかの骨よりかなり明るくてはっきり写ってました。
先生曰く「(再形成が)早いね。それじゃあ、外しましょう」
と言うことで看護士さんがととり出したのはハンディタイプのカッター。
このカッターで親指側と小指側を腕に沿って切目を入れ、そこにスプレッターという先端がカモノハシのくちばしみたいなものを差し入れてギプスを押し開く、という手順。
このスプレッター、握り部分の幅が広くて女性ではなかなか握り切れず、見ていてカッターより怖かった(苦笑)
そして一番肌に触れていたニット地は普通のハサミでカット。
やっと二週間ぶりで自分の肌とご対面(笑)
先生からは「体重がかかるような手のつき方は絶対にしないこと。また重いものは持たないこと。持っていいのはお茶わんまで」
と言われました。
さて、ギプス中も指は動かしていたんですが、実際に手全体を動かしてみるとまあ、動かない。
手のひらを内側や、手の甲側に曲げることがかなり難しく、キーボードを打っていると小指側の筋肉が張ってくるのが分かる。
それに握力がかなり弱くなっている。
たった二週間なのに思った以上に筋肉で萎縮するんですね。
確かにリハビリが必要。
で、リハビリ方法は、
- 暖めた状態で
- 内側・外側に、反対側の手を添えてゆっくり曲げる(無理はしないように)
- 小刻みな動かし方はダメ
さらに驚いたのが『垢』(笑)
家に帰って、洗面ボールに温水を溜め、ひじから手先をつけて軽くこすだけでまあ出てくること、出てくること。
すぐにお湯が汚れるので入れ替えて、またつけて。
今度は石鹸をつけて洗い、またお湯を入れ替え。
結局、三回ほど洗って、やっとすっきり。
今回は汗のかかない季節だったからよかったけど、夏だったらもっと大変だったんでしょうね。
さて、また二週間後に通院して骨の付き具合を確認予定。
ごく軽いひびでこんなに面倒なんだから、今後は絶対に骨折しないように気をつけなきゃ。