11/3に転んで手を突いたはずみで骨折(とう骨にひび)から2週間。
当時の様子はこちら。
シーネから本格的なギプスに
今日、通院したら「ハレが引いたのでギプスで固めますね。これで指が動きやすくなりますよ」ということで、こんな感じになりました。
ちなみにひびは1〜2mmズレてるようですが、これは許容範囲なんだそうです。
このギブス、どうなっているかというと、
- 円筒形のニット(写真で見えているベージュのもの)に手を通し、
- 包帯状になっている脱脂綿みたいなものを巻き付け、
- 温水で濡らしたポリ樹脂みたいな包帯をきつめに巻き、
(これが固まってガチガチのギプスに。固まるときほんのり暖かくなる) - 余らせていた円筒形のニットをひじと指からギブスをカバーするように折り曲げてテープで固定して完了。
次回通院は2週間後。外すときは電子カッターで切るんだとか。
そして手首のリハビリ。
リハビリ方法は教えてくれるまで通院しなくてもいいらしい。
片手だと大変!!
さて、手首が固定されたこの2週間で大変だったことは、
着るもの
- シーネは手首が太くなるので、シャツのカフスはもちろん、ジャケットなど手首が詰まった服が着られない。
- ベルトやボタンの開閉。
- パンツ系の脱ぎはき。たぶんストッキングだともっと大変か、まったくできないか、といったところ。
- ブラジャーのホック。
食べ物
- ご飯やみそ汁などのお椀を持つのが大変。
どんぶりものや汁系はスプーンやれんげを使わないとほぼ無理!! - 手首が内側に捻れないのでフォークが使えない。
ナイフ・フォーク文化の人たちはどうしてるんだろう?
はし文化圏で本当に良かった。 - ポテトチップのような袋物を破るのがかなり大変。(要はさみ)
- パックものや紙パック・ペットボトル・缶の飲み物はうまく抑えられないのでフタが開けにくい。
- カフェテリア形式のように自分でトレイを持って席に移動するタイプの店や目の前のカウンターに置かれた食べ物を自分で取るタイプの店。
以前の社食にはアシストしてくれる人がいたんだけど、今の社食にはいなくて。
トレイを腕に乗せながら空席を探すのって、人にぶつかりそうでやや怖い。
身繕い
- 洗顔は最初、濡らしたタオルで拭いていたが、猫が蛇口から水を飲むような感じで洗うことができるようになった。
- 化粧落としは初めてクレンジングシートを使うことに。
これはなかなか便利。 - お風呂は、腕を濡らさないように百均でみつけた肘まである薄手の手袋でカバー。左手が使えないので体の右半分は浴槽にタオルを引っかけて体をこすりつける形で洗っている。ボディブラシを購入すべきか検討中。
- 髪は短いので洗うことは洗えるし、ドライヤーで乾かせるけど、ブラシを使ったセットは無理。
- 思いも寄らなかったのは爪切り。これも手首が回らないため右・左、どちらも大変。
- シャンプーやせっけんなどポンプ式のものは、手のひらで押し、もう片方の手のひらで受けることを前提にしているのですべて使いづらい。
そしてもちろん、指先を使ってのキーボード操作はいまだに無理。
ただ、指の関節を使ってshiftキーを押すことはできるんだけど、このやり方、確か類人猿がものを触るときと同じだなぁって(苦笑)