まっ、そんな感じ

見聞きしたことを徒然と書いてます。

意固地だなぁ……

この前、実家に帰って母と延々いろんな話をした際、「私、ジョン万次郎が好きで本を読んでいたんだけど、アメリカに渡るまででその続きが図書館で見つからないのよ」と言った。
そして、著者名も本のタイトルも分からないという。

仕方ないのでiPhoneで検索。
それらしき本数冊のあらすじを読み上げて、読んでいた本とは違うが母の知りたがったアメリカでの生活や帰国してからのことが書かれている本を発見。
高くもなかったので早速、アマゾンで注文した。

その後、しばらくして母が「読んでいた本の記録がある」と言い出して……
内心(早く言え!!)と思ったが、差し出された読書記録から再度検索。

どうやら母が読んでいたのは新聞で連載していたものを書籍化したもので6冊セット。
各巻のあらすじを読み上げ、結局5巻・6巻を読んでいないことが分かった。

「どうする? さっきの本取り消して、こっちの本にする?」
そう聞くと、さっきの本でいいとのこと。

近くの図書館分館にも通っているというのでWebで調べると、在庫はあるものの通っている分館にあるかまでは不明。

そこで「予約しておく?」と聞くと「しなくていい」
「なんで? 予約しておけば近くの分館で借りられるよ? 読みたかったんでしょ?」
そう聞いても「予約しなくていい。今度行ったとき、係員に聞いてみる」の一点張り。

母はスマホはおろか携帯電話すら使ったことのない人ではあるが、いったいどういう理由でお金も時間もかからない本の予約を頑なに拒むか、まったく理由が分からない。

ただ、母の顔つきからは『本のタイトルも著者も、さらに調べることも忘れていたこと』が悔しかったような感じ。

実の娘に意地はってもなぁ……
本当に意固地なんだから。