今までサブカメラとしてオリンパスのSTYLUS1を3年弱使っていたが、このたびSonyのRX100M3に買い替えた。
STYLUS1の写りに問題はないのだが、もっとコンパクトで写りの良いものが欲しくなってきたところに、Sonyはキャッシュバックキャンペーン中、ラッキーなことにJCBのギフト券がいくらか手元にあり、さらに幸いなことにSTYLUS1にはまだ下取り価格もつくし(笑)
私がカメラに求める機能
なにをどう撮るか。
そして、メインなのかサブなのか。
人それぞれだけど、今回はサブ、被写体は近所の花とか地域猫とか、日常風景がメイン。
こんな被写体ならもっと安て性能的に低いものでもとも思うが、せっかく撮るならきれいに撮りたいのだ。
で、私がカメラに求める機能は、
- ファインダーがあること
モニターだと目からだいたい30〜50cmくらい放すことになるが、この距離が私にとって一番焦点が合いにくい。
それにいくら手ブレ防止機能があっても、腕を伸ばせばブレやすいと思う。
視野調整もできるとうれしい。 - モニターはチルドかバリアングルなこと
足下の野草や寝ている猫を撮ったり、低い身長をカバーできないと困る。
なお、自撮りはしないので自撮り用モニターは不要。 - 画質が良いこと(センターが大きいこと)
等倍で使うことは滅多にないと思うけど、サブであっても画質は良くないとね。 - レンズが明るいこと
ずっとF2.8を使っていて、夕暮れや夜も撮りやすいし、ボケもきれいだし……。
やっぱり『明るいは正義』かな(苦笑) - ズーム/マクロが効くこと
なかなか人を近づけない地域猫を撮るには、できれば10倍は欲しい。
そして、小さな花もアップで撮りたい。
うん、贅沢な要望であることは分かってる(笑) - コンパクトなこと
サブカメラなら特に、バック──可能ならポケット──の中に入れておけるように。STYLUS1はケース探しも難しかったんだよなぁ〜。
こんな視点から探した結果がRX100M3となったわけ。
〓 あれっ、ズームは2.9倍だけど良いの?
大丈夫!!
全画素超解像ズームなら撮影サイズは小さくなるけど5.8〜44倍まで、デジタルズームなら11〜44倍まで可能。
それに、全画素超解像ズームはいろいろなレビューを見る限り悪くなさそう。
これで撮ったものはあくまで日常風景だったり、張り出された落語の演目だったり(笑)
気合い入れてとるときはメイン機を使うしねっ。
〓 どうせならM5にすれば?
動画は撮らないし、そもそもそこまでの予算は……ない!!(笑)
グリップを追加
実機を店頭で持ってみたら、小さくてツルッとしているので、手の小さな私でも安定して構えるならグリップはあった方がいい。
メーカーのアタッチメントグリップでもよかったんだけど、ちょっと人とは違ったものを……ということで、値段は倍のこちらを追加。
実際に撮ってみるとこんな感じ
これらはいずれもJPEG撮ってだし。
ズームは最大倍率が使えるよう画面比率3:2の5MB、オートフォーカス、絞り優先、ホワイトバランス:自動、ISO:自動、手ブレ:入、エクストラファインで撮ってみた。調整はリサイズのみ。
中央にアオサギがいるので、そこを中心にズームしている。
まずは24mm、F2.0、ISO125、1/160sec.
続いて、標準での最大倍率70mm、F2.8、ISO320、1/80sec.
そして、最大倍率、F2.8、ISO125、1/80sec.
ピントが甘いので、やっぱりマニュアルで撮るべきかな。
続いてマクロ、F4.0、ISO125、1/125sec.
ご近所のイルミネーションも撮ってみた。
F61mm、F2.8、ISO200、1/30sec.
マニュアルを読み込んで、早く使いこなせるようにならなきゃ。
充電器ならマルチバッテリーチャージャー!!
このRX100M3の同梱品にはACアダプタとマイクロUSBコードしか入っていない。
つまり、カメラ本体に挿入した状態でバッテリを充電するってこと。
2つ目のバッテリーとか、カメラから外したバッテリーを充電したかったら『オプションのバッテリーチャージャー(BC-TRX)を買ってね』ということになる。
別メーカーはもちろん、同一メーカーでも機種によってはバッテリーの形状が違うので、いちいち買ってたら大変。
そこでお勧めするのがこちら。
上海問屋が販売している『マルチバッテリーチャージャー』
とにかく、安いのにものすごく便利。
私はニコン、オリンパスそしてソニーと3メーカーのバッテリーをこれで充電してるし、旅行だったら迷わずこれだけ持っていけばOK。
使い方はとっても簡単。
中心に出ている針をバッテリーの+とーに合わせて、上のフタで挟むだけ。
針はスライドするので、たぶんどのメーカーのバッテリーでも大丈夫。
充電中はこんな感じ。
このマルチバッテリーチャージャーは3本の溝が切られていて、真ん中がバッテリー用(1つ)、左右が単三乾電池(2本分)、外側にUSB出力口(1つ)がある。
ただし、3つ同時の充電は不可。それぞれ1つずつになる。
メーカーのチャージャーよりちょっと大きめなのと、コンセントに差すACアダプタが別(セット品だから別売りということではない)なのがマイナス点かな。