ブルーレイもDVDも持っているのに、映画館で上映されたら必ず行くのが「2001年宇宙の旅」
この映画は大スクリーンで見なければ、あの凄さを体感できないと思うから。
私が最初にこの作品に触れたのはアーサー・C・クラークの小説。
当時、ワクワクしながら読んで、この映画はぜひ見たい!!と思っていた。
今調べたら1981年にノーカットでテレビ放映されたとあった。
たぶん見たと思うのだが、まったく記憶にない。
CMで話が切られ、茶の間という環境では集中できなかったのだろう。
その代わり、いまでもはっきり覚えているのが、家から2時間以上かかる映画館で上映されると知って、初日の初回に見に行ったこと。
大きな映画館なのに客席はガラガラ。
それでも初めてスクリーンで見たこの映画は上映時間を感じさせないほど引き込まれた。
なんというか……初めてリアルな宇宙&未来を見たって感じ。
アポロの月面着陸をテレビで見ていたから初めてではないし、映画という作られたものなのは確かだけど、この映画は知識ではなく感覚、いかに日常を切り離してストーリーにのめり込めるかが基準になるのかもしれない。
うらやましいことに先に見るチャンスのあった兄はまったく話が分からなかったと云っていたが、本も読んでいなかったし、元々SF読みでもなかったし。
こう評価するのは仕方ない。
そして今月、ライブ・シネマ・コンサート「2001年宇宙の旅」が開催される。
今度はあの、感覚をゾワゾワさせる音楽が生で聴けるのだ。
これを行かずしてどうする。
もちろん、見に、聴きに、行く!!