まっ、そんな感じ

見聞きしたことを徒然と書いてます。

人生初のギプス装着 11/04

年をとるとひざが上がりづらくなり、つまずくようになるとは聞いていたけど、まさか自分がそうなるとは……
その結果、へんな手のつき方をして手首にひびが入りました。
人生初のギプスです(苦笑)

それは急いだ結果

時間配分のミス

地元駅前でメガネを作って、隣駅の映画館へ。
それには2時間もあれば十分、と思ったのが間違いの元。

初めての店舗でフレームをあれこれ試し、視力や見え方を丁寧なチェック。
この時点で上映20分前。
予定があるので続きは夕方にと断って駅にいくと来る電車は当駅止まり。
休日昼間は当駅止まりが増えることをすっかり忘れていた私はこの時点でかなり焦っていた。

 なにしろ乗車時間はわずか3分程度、それなのに次に来る電車は7分後で到着は上映10分前。
映画館は駅から人通りの多い、狭い歩道で5〜7分かかり、Webで予約したチケットも交換しなければならず。
「でも、本編の前には数分CMが入る」
それが唯一の頼り。

油断がアクシデントを招いた

到着から映画館までは人を避けながら小走り。
チケットを手にして受付を通り、館内の絨毯敷きの緩い上り坂で足が引っ掛かって転倒。
運の悪いことに少し前を歩いていた人の踵に手が当たって、変な風に手をついてしまった。(前の人は靴が脱げただけだったみたい)

やっと席につくとまだCMの最中。
ほっとした一方で、手首はズキズキし始めて(これは筋をいためたか、ねん挫かも)と思い始めていた。

上映が終わって眼鏡店には後日行くことを告げ、さて医者に行くかとも考えたけど休日だと遠方の救急病院しかないし、明日は土曜なんで午前中は診療してる。
ということで、薬局で湿布とネット包帯を購入。
この時点で手首は腫れ出していた。

いざ、整形外科へ

ギブス装着

朝一で以前にも通った整形外科で撮ったレントゲンでは、私には骨に異常はないように見えた。 
ところが入ってきた医師はすぐに一言。「骨折してますね」

画像を拡大すると橈骨(とうこつ)の、手のひら側のグリグリ部分に横線が……。

要はひびが入ってたわけです。

さて、ここでギプスの登場。

私のイメージでは『石膏でガチガチに固める』
これって結構古いらしいですね。

医師がとり出したのは幅20cmくらいの、巻かれたアルミパック。
必要な長さを切り取ると、中身は『熱冷シート』みたいな感じのもの(どうやら乾くと中身が固まる素材らしい)を水で濡らし、十分に絞って手のひらからひじ辺りまで装着。
あとは伸縮性の包帯でぐるぐる巻いて、固まったらおしまい。
ギプスは1ヶ月くらいで、完治までは2.5〜3ヶ月くらいかかるらしい。

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医師からの注意事項

  • 重いものは持たない
  • 水に濡らさない
  • 指は動かすように
  • 手をあまり下げていないように。
    デスクワークなら机の上に乗せておく、とかすること。

だいたいこんな感じ。

困ることは……

いろいろあるけど、女性ならではの問題として『ブラの背中のホックが留められない』ことを挙げたい。
幸いスポーツブラを持っているのでなんとかなるが(苦笑)

次に、季節的な問題として、コートやジャケットの袖口がギプスに引っかかって着られるものがない。
それと、ジッパーも始めの金具を通すことがかなり難しい。
これが夏ならシャツだけでOKなのに。
週明けの通勤服……どうしよう。

そして、極め付けは『キーボードが打てない』
手のひらを下にすることができないので、この文を書くのも右手一本。
利き手は右なので字を書いたり食事とかは困らないけど、この状態が1ヶ月続くというのはかなり憂鬱。

風呂とか洗髪とか洗濯とか。
ほかにも色々あるけど、自分が招いた結果とはいえ……辛いわぁ。

今日の景色 10/4・5 月

10/4は中秋の名月……だとか。
昨日、今日と手持ちのコンデジでがんばってみました。

これはちょうど映画を見た帰りの日比谷公園から。
本当は噴水に映ったのも撮りたかったのですが、微風で水面が揺れてしまって。

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そして今日の月。
高尚にいえばこの雲はルネサンスで描かれるような厚みと言えるのでしょうが、月の周りはまるで鯛の薄造りみたい……に思えました(笑)

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